一つ前の星座には勝てない説

2017年2月13日月曜日

占星術コラム

 〔プライベートブログからの移動記事です。常体〕

 

 鏡リュウジのツイートに興味を抱いた。




これは論理的な話ではなくて、トップクラスな占星術師の体験的な話だと思うんだよね。
しかも太陽星座に限った話。

通常、星座の流れで考えれば一つ前の星座は「超えている」はずなので、どちらかと言うと見下ろすイメージ。
相手の手の内は分かっているから、軽く見ることはあっても「勝てない」ことはないはず。

この論理はASCだと実感として分かると思う。

たとえば私で言えばASC水瓶座なので、山羊座の独裁タイプは「見下ろす」感じ。
文字通り、鳥瞰(水瓶座)と地上視点(山羊座)であるから「見下ろす」と言う喩えはこの星座関係に限ってなのかもしれないが、誰でもASCで一つ前の星座には「勝てる」感覚があると思われる。
この感覚は「軽蔑心」とか、「反発心」という感情で表に出て来る場合もある。
思春期の子供が親に対して持つような感情に似ている。
(親は思春期の子にとって「超えるべき存在」であり、親の生き方を見切って軽蔑しなければ新たな時代を生きられない)

しかし、太陽星座は今世だけの仮のポジションなので、一つ前の星座を見切っているわけではないし「超える」立場にいるわけではない。
また、超える必要もない。
一つ前の星座は偉大な相手として存在し続ける。
だから太陽星座では、一つ前の星座には勝てないのだと思う。

私の場合(獅子座)で言うと太陽で一つ前の星座は、蟹座。
なるほど……確かに蟹座の人は想定外に優しいし、自分の分からない人情の部分が多くて「勝てない」と感じる。勝とうとも思わず、ただ尊敬心から頭を垂れるだけ。

しかしこれも微妙で、私が想像する「蟹座の人」とはあくまでもASCで蟹座の人。
太陽で蟹座の人には特に何も思わないかも……スミマセン。

皆さんはどうですか?
太陽のみで思い当たりますか、それとも太陽から見て相手のASCで思い当たりますか?

 

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