“風時代”の本格突入で考察。ミニマリストと風星座の国【ご質問回答】

2023年7月11日火曜日

ご質問回答 マンデーン 占星術コラム

プライベートブログのほうでいただいたご質問です。

検索から排除されやすい用語を使う必要があり、メインのURLに影響を与えることを防ぐためこちらで回答致します。

(ここはもともとシャドウBANされているので今さら問題なし。ただし運営が某ですから、アカウントごとBANされないようバックアップを取りながら書きます)

 

 

ご質問:「寝そべり族」「ミニマリスト」について

A様のメールより続きの引用です。

 ②    「寝そべり族」について
最近の中国都市部を中心として、特に若者で増えているというライフスタイルです。2021年の春ごろから、SNSを介して、急速に広まっていきました。過熱する受験・出世競争を避け、最低限の衣食住が保障できる稼ぎの仕事をたまに行い、後はお金のかからない余暇や、文字通り「寝そべる」ことで時間を過ごすというものです。タンピン主義、タンピン族とも呼ばれています。
背景には中国での労働環境の悪さ(996工作制と言って、週6で半日以上も労働する、という方針がIT業界を中心に蔓延しているそうです)、共産党に国民の財産が搾取されるという社会構造への抗議があるとされています。金銭・権力欲の充足ではなく、精神の平穏を選ぶ者たちが増えているということです。
物質の権化たる中国共産党は、国力低下を招くとして、こちらを問題視しており、対策を打つ動きもあるようですが、寝そべるだけでは罪ではないので、難航の兆しもあるようです(ソ連や文革時代をまねた強制労働や、生産性の低い国民を殺す暴力に走る懸念もあるので楽観は出来ないですが)。まあ、国民を圧制し、蹂躙してきたツケだと思えば、国力低下は自業自得ですよね。

 「寝そべり族」ですか。最近はテレビメディアでも紹介されるようになりましたね。

親中のメディアは「中国の若者のおもしろライフスタイル」などとポップに紹介していますが、真相は抵抗運動と思います。

 

 獣を殺すには餌を断つしかない。自分が餌となっているのなら自分の命を絶てばいい。…という発想ですかね。

 

つまり、国家は民の財で生きている。民が稼がなければ国家も滅ぶ。悪魔思想に支配された中華を救うにはもう武力では無理。いくら呼びかけても外国からの助けも来なかった(外国人は自分たちを民族差別してヘイトするだけ。世界から見捨てられている)。

万策尽きた末の最終手段として、彼らはみずからの身を犠牲として共産党と戦っているのでは? と思います。

 

 

まあ、ほとんどの若者はそういった首謀者たちの方策にも気付かず流行に乗っているだけかもしれませんが。

 

いくらチャイナドリームを叶えてもアリババのように潰される。SNSで人気を得ても、党から睨まれ逮捕される。こんな夢の一切ない、未来のない共産国に絶望して「何もかもやーめた」と寝そべって過ごしたくなる気持ちは分かりますよ。人としてごくごく当たり前な反応です。結果として国力は低下していく。

…共産プログラムを実行すれば社会は最終的に必ずこうなり滅びます。

 

自我に目覚めた寝そべり族の若者たちは、強制労働に駆り出されたらきっと自殺するでしょう。抵抗運動だと分かってやっている人なら銃で脅されても寝台から動かないはず。 党が「生産性の低い民」を大虐殺するとしても、それも織り込み済かと。

 

 改革開放以前の中国やソ連がそうだったように、民を殺せば殺すほど共産国は滅亡へ近付くだけです。

檻に閉じ込められた家畜にとっての唯一の戦う手段と言えるでしょう。悲壮ですが、賢いと言えます。

 

風の時代の到来でどうなるか

続きのお話です。 個人情報に関わる箇所は略して筆者が書き変えています(青字で表示)。

 こちらを聞いて思い出したのは、占星術で、2023年より「風の時代」が本格的に到来する、という話です。東アジアを中心に大きな戦争があり、戦火によって物質が何もかも消失したのち、人々が唯物論の欠陥に気付き始め、疵付いた精神を満たすために「風の時代」が到来する……。こちらは最悪かつ可能性の高いシナリオだと思いますが、案外、「風の時代」は、人々が精神性の安定を自然と求めるようになる、という形で、もっとソフトな方向でやって来ることもありうるか?と思ったのです。「寝そべり族」に近い概念は、すでに日本や欧米においては「ミニマリスト」として認知されていて、私の身近でも、正社員雇用や出世などに拘らず生活を送っている人が多くおり、(知人が)何らかの学習に集中したいとのことで、近く退職を検討しているそうです。ほんの3,40年前にはあり得なかったことだろうと思うのですが、ますますこういう価値観の人は増えていき、いずれスタンダードな生き方になる気がします。

 私の方は、(仕事が順調で)古い価値観側の生き方をしているのかと、少し不安にはなります。まあ、先を案じたところで、「なるようにはなる」でしょうし、ミニマリストや「寝そべり族」的な生き方に共感も覚えるのは事実で、5~70代くらいの方とプライベートのことを話すと、ギャップを感じます。あの世代の方々は多方面でエネルギッシュだな、と思ってしまいます(笑)。

 >占星術で、2023年より「風の時代」が本格的に到来する

 

そうですね。今年2023年・春分には冥王星が水瓶座入りしていました。

 

 >「寝そべり族」に近い概念は、すでに日本や欧米においては「ミニマリスト」として認知されていて

 

先に書いたように「寝そべり族」には絶望をベースとした抵抗運動という真相がありますので、我々とは少し目的が違うのかもしれません。

ただ「ミニマリスト」も、もし大規模にプロパガンダされたなら国家への攻撃として使えます。

 

多くの人が「ミニマリスト」を選択して仕事をやめてしまえば、社会はどんどん貧困化し国家が衰退して、税金も取れず防衛力も落ちるでしょう。そうなれば他国が容易に侵略できるようになる。

メディアが若者へ極端な左翼思想を吹き込み「シンプルライフ」「ミニマリスト」へ誘導する背景には、このような他国の謀略が潜んでいる可能性大です。

 

一時期、会社員を「社畜」と呼んで嘲笑しフリーランスへ誘導する動きがあったのをご存知でしょうか? ブログの広告費で稼ぐ!等という夢を煽ったプロパガンダでしたが。

ブログの広告費で生活できた人はごく一部。その人たちも今はたぶん廃業して生活保護だと思います。 

(私は長年ブログを運営していますが、広告費を稼ぐためではなく伝えるべきことを伝えるためです。広告は置いていても収益は運営費にも満たないのが現実)

 

その後すぐにブログはオワコンと言われ、皆さんYouTuber・TikToker へ転職?して同様の悲劇が続きました。今は不動産投資などの投資ビジネスが主流かもしれません。

いずれもSNSで

「会社に勤める奴はバカな社畜! 不労所得で悠々自適で生きるべき!」

などと言い、あなた方は意識の高い特別な集団だと思わせ自尊心をくすぐり、会社を辞めるように口説いていますね。大学生には大学を辞めるよう説いています。

 

実際このような甘言に乗って多くの若者たちが大学を辞めたり会社を辞めたりしました。

結果……無年金で無保険、生活保護受給者となった元フリーランスが大量に生まれています。10年~20年前からよく見かける惨劇です。

 

もっと古い時代のことを言えば、我々の若い頃には「フリーター」への誘導がありました。会社に縛られずにバイト生活しているのがカッコイイ、と言われていた時代があったのです。結果は「社畜批判」のフリーランスたちと同様です。

このようにかなり古くからじわじわと進められている謀略なので、 たぶん風星座へ移行したせいではないと思われます。

ただし今の風星座時代へ突入した後は、「風星座」の看板が悪用されることが増えたと言えます。

 

あ、これはA様の知人の方が自由な選択をされたことを批判しているわけではありませんよ。

ご自身の意志で覚悟のうえ、計画があって会社を辞めるなら全然問題はありません。

 

 

私自身はもともと、人それぞれ生き方は自由であって良いと思うほうです。

それこそ私は「ミニマリスト」の先駆け。誰よりも長く悠々自適な生活を送って来ました。(今世では不可抗力ではありましたが)

ただ今の若い人たちが何となく“流行”に乗って「ミニマリストが現代っぽいから」というイメージだけで同じ方向へ流されているなら心配です。

少なくとも誰か教祖の話に影響されて大多数と同じことを始めるのは、水瓶座的な生き方ではありません

 

水瓶座は独自志向で天邪鬼(笑)でして、そもそも多数派の意見に乗ることが嫌いなんですよ。

よく水瓶座の人が「流行を追う」と言われているのは誤りで、単に自分が流行の先駆けとなっているだけのことでしょう。

もともとは単独で、世間と逆行したりして“我が道”を歩いているだけ。だからいつの時代も「変人」と叩かれる。

しかし気付いたら、ずっと後から大勢の人が歩いて来る感じです。後から歩いて来る人のほうが何故か「自分は流行の最先端を行ってる」と得意げなのは参りますがね。


> 古い価値観側の生き方をしているのかと、少し不安にはなります。

 

大丈夫ですよ。

皆それぞれに合った生き方をすればいいのでは。そのほうが水瓶座時代らしい。

 

皆が独自の生き方をした結果、社会が活き活きと栄えていけば国家(あるいは人類)としても豊かに強くなります。

全員が同じ一つの「多様性」という分かってもいない教義を唱え、「ミニマリスト(清貧)」という価値観を強要され、コピーロボットのように同じことをするのはただの全体主義。お題目とは裏腹の、気持ち悪いカルト社会です。

やはり自由あってこそ社会は繁栄できるもの。

金儲けしたい人は金儲けすればいいし(ただし他人から奪わず・迷惑かけずに)、研究したい人は研究すればいい。宇宙へ行きたい人は宇宙へ。晴耕雨読したい人は思う存分に悠々自適を楽しめばいい。

そんなカルトではない個性ある時代が、水瓶座時代と呼べると私は思います。


戦争について

懸念されている大戦についても言及しておきます。

 

 大戦の可能性は各方面で叫ばれているようです。はじめ占星術師たちだけだったのが、最近では軍事コメンテーターや経済専門家なども声を揃えて戦争の可能性を示唆している。



私は個人的に、この「識者が一斉に同じことを叫び始める」状況は臭いと考えています。神ではなく地上の集団による計画があるということです。

おそらくホロスコープをもとに創作された“計画”があるのでしょう。世界を動かす神になったつもりの“支配者(自称)”たちによる。

 

彼らが叫んでいるプロパガンダから推測するに、

    1.欧米金融崩壊からの世界大恐慌を起こす

    2.多数の地域で民族紛争を起こし、人々を分断させる

    3.東アジアに端を発した第三次世界大戦の開戦 

…敗戦革命、世界統一国家の成立


との計画が立てられているようです。

 

金儲けと世界支配のため人肉を貪る悪魔祭り、「夢のWWよもう一度!」という感じですかね。少々ワンパターンな気もするが、彼らは目的を果たせればそれで良いらしい。


当初2022年末~23年始には金融崩壊を起こし、2023年春分には大戦を始める予定だったと考えられます。しかし何らかの理由で延期されています。プーチンが思ったより健闘しているためか、中共が経済政策で失敗したため動ける状況になかったのか。

それで今度は「2024年」を計画実行の時として掲げているようです。それから25年の危機が叫ばれています。

具体的には、23年10月に金融崩壊の兆しが見え始める。24年、世界恐慌で大混乱。25年、WWⅢ開戦。…という計画のようです。

 

以上はあくまでも人間が立てていると思われる計画です。

死者オーディエンスを含めた魂たちによる、“天界”の計画はこれとは別。

大災害が連続して起きることは確かのようですね。そのために人類滅亡するか、生き残るかは、やはり人類の心向きにかかっているのではないでしょうか。

こう述べるとまるで宗教のようですが、現状の人類をオーディエンスが眺め、処置無しと思えば天災が苛烈に起きることがあります。

もし人類に救いの余地があると思われたなら、ソフトランディングすることも可能でしょう。その場合はA様が仰っている通り、「いつの間にか時代が変わっていて精神文化が花開いた」 という優しい未来になると予想します。

私は個人的には後者となるよう願っています。


ご質問:国家と星座アイデンティティ

 最後のご質問です。

 ③    占星術の質問について
別館(当ブログ)にて、アメリカが射手座、中国共産党が山羊座……というように、国家のアイデンティティの判定に星座を用いている記事を興味深く拝見しました。
記載いただいていた内容は概ね同意だったのですが、気になったのは「風星座の国」についてでした。
そもそも国家という概念が土星座的で、風星座の国となるとちょっとイメージが難しいのですが、古代ローマや古代中華のような、国境があいまいな多民族国家をイメージすればよさそうでしょうか?
土星座の国は、技術立国や経済大国、あるいは土着の民族を中心に構成された、昔ながらの国のイメージ、火星座は、時代が若く、土着の民族というより、移民によってできた(悪く言えば、侵略に成功してできた)国家というイメージ、水星座は孤島や大国間にある小国、あるいは高福祉国家というイメージなのですが、風の国というのがちょっと想像できずでしたので、風エレメントのお強い吉野様のお考えを伺えますと幸いです。

そうですね、最も極端に風星座を考えれば「国」にならないかもしれませんね。風は地上に縛られませんから。

だからこそグローバリストたち、すなわち共産主義者たちが水瓶座を看板として使おうとしているのですよ。 

無理やりに国家の始原図を「水瓶座」で設定するなど涙ぐましい努力をしてまで。

 

【該当の記事】現代中国の始原図を読む

 

しかし彼らの解釈はご都合主義で歪められ、完全に誤っています。

グローバリズムはイデオロギーで人類を統治し、国境をなくすことを目指していますね。だがそれは「自由」とはかけ離れた理想です。イデオロギーで個人を縛り付け、個々を細胞としか見ず思考を奪い、人類を一つの生命体のように支配するのは風星座的とは言えません。

「自由」を求めるからには「個」の意志が存在しなければならないのです。したがってグローバリズムで個が失われたら自由も消滅します。

それは全体主義と呼ばれるディストピアです。 風星座とは対極でしょう。

 

つまり「自由」を求める風星座の時代で、「国」は決して無くならない理屈となります。

もしかしたら国境が曖昧となる可能性はありますが、地域の文化は無くならないはず。それどころか個性的な伝統が蘇るのではないか、と読めます。

(プライベートブログでもここでも、何度か繰り返し書いてきた通り)

 一時期は大戦や災害でフラットになったとしても、洪水が引いた後に姿を現す島々のように、個性豊かな文化が以前よりも輝くでしょう。

風星座の概念を正しく解釈するならこうなりますね。

 

 

そんな風星座のイメージに近いと私が感じる過去の体制は、古代ギリシャのポリス(都市国家)です。

ポリスは各国様々な文化、統治体制を持っていました。この「それぞれ個性的な国の緩やかな集まり」というイメージが風星座、特に水瓶座のイメージに近いです。

自由と民主の概念は風の時代に合っていますが、民主主義が生まれたのもポリスだったと言われていますね。

厳密には民主主義を選んだアテナイを代表とする自由圏と、 専制主義を選んだスパルタなどの独裁国家とがありましたので一概には定義できません。前者の自由圏、アテナイなら水瓶座に近いと言えるでしょうか。


現代でポリスのような小国家を再現すべきだと言うわけではありませんよ。

小さければいい、バラバラであればいい、自分勝手の個人主義であればいいということではありません。

そんな形式よりも本質の理念として、ポリス文化の最も幸福だった点だけ蘇ればいいなと願います。 

 

 

(何度も書きますが)

個々が自分の意志を保ったまま、お互い協力し合う世界が風星座の理想です。がちがちの儀礼は不要ですが、お互い同士の約束を守るための法律も必要と思います。

プラトンが憎んだ悪しき自由主義――自己中の我がまま主義――で社会が腐らないよう、皆が共有する“道義心”で思いやり合うことが求められますね。

するとやはり、古代東洋の道徳のようなものが必要となってくるかもしれません。

自由で豊かな社会を実現するには、全員が暗黙のうちに信義則(信義誠実の原則)を守ることが不可欠だからです。

 

東洋で風星座の国とは?

古代中国の連合国も確かに水瓶座らしいところはあります。

王が民を慈しみ民は王を敬う、信義則でつながる小さな国々が緩やかに連合している。それはファンタジー的な理想ではあります。


ただし中華圏で「秦以前の華夏(かか)に戻せ!」などと叫ぶと、また民族主義のカルトへ絡めとられることとなり危険なので気を付けてください。東アジアを血で血を洗う民族紛争の地域に陥れたい者たちの謀略にはまることとなります。

そのカルトは「諸夏主義」といいます。 源は欧州悪魔思想。共産主義革命へ導く、民族紛争工作の一種です。

 

 

日本にも「漢意批判」という同種のカルトがあるように。

復古主義も極端になると危険です。

だから何事も極端ではいけませんね。

 

 

形式ではなく本質で考えなければなりません。

たとえば漢の最も豊かでバランスの取れていた時代には自由な気風があり、戦乱に明け暮れていた春秋時代よりも水瓶座国家に近かったと思います。

封建制度だからダメ、国境をなくさなければダメ、ということではなく「自由な気風」のほうが重要です。

 


終わりに

とても長文となってしまいました。

何度も同じことを繰り返し書いてしまった感じで、読みづらく申し訳ないです。他の記事とも内容重複していますね。ここしか読まない方のために繰り返すのですが。

 

とりあえず整理せずに上げておきます……消される前に。

こんな雑文で、少しは参考になれば幸いです。

 

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