【亢宿】稀代の改革リーダー

こうしゅく/和名:あみ
前世の人物像「稀代の改革リーダー」


この占いについて 解説・目次


前世のあなた

前世のあなたは高潔な理想主義を掲げてまい進した人でした。
赤く輝く情熱の星のような人生。社会体制の変革を目指した革命家、頑なに信念を貫いて政敵を組み伏せようとした政治家など、変革期に活躍する人物だった可能性が高いです。女性の場合も、女性ながらに革命を率いた闘士だったのではないでしょうか。
同じ反骨精神を持つ宿としては【星宿】があり、また【参宿】があります。しかし星宿は一匹狼で群れて戦うことはなく、参宿は実行することは得意でも改革の提案者になるとは言い難い。いっぽうこの亢宿は正義への理想と信念を抱いているため字義通りの革命者となり得ます。
混沌としていたその時代、あなたが提案した思想も闘い方も未熟だったため、もしかしたらすぐに捕縛され人生を終えてしまったかもしれません。
しかしその場合も、革命の英雄として後世まで語り継がれ人々の精神的リーダーであり続けたでしょう。
初期の混沌を潜り抜けて成功させていた場合、実はさらなる困難に見舞われています。
新しい社会体制は成立したとしても往々にして未熟で、欠陥だらけであることが多いからです。
そのような未熟な社会や政策を続けていくことは困難を極めます。むしろ古い体制と戦うことよりも難しいと言えるでしょう。
新しいことを提案するのは得意でも、守ることは苦手なあなたです。
すぐに引退すれば良かったのですが、英雄としてトップの座にあり続けた場合、今度は引きずり下ろそうとする者たちと戦うことになりました。もしかしたら状況によっては極端な手段で政敵を排除した場合もあるかもしれません。
根は繊細な人ですので、強がっていても精神的に追い詰められていた可能性があります。
あまり心安らかとは言えない晩年を過ごしたのではないでしょうか。


今世の幼少期~青年期

魂は前世で過ごした人生を今世でも引きずります。
これはボールが転がる様子と似ています。一度加えられたある力の作用は、他の力が加えられない限りそのままボールの転がる軌道に影響を与え続けます。魂も同じで、前世で得た生き方の作用は今世に伝わります。このため魂は直前の過去世で過ごした人生と、どこかしら共通する境遇や性格に生まれるのです。(注意:財力や家族の人数など、全てが完全に同じまま生まれ変わるという意味ではありません。変わらないのは特に、性格です)
このような魂の軌道を変えるためには、生きているうちに行動して別の力の作用を加えることがどうしても必要です。死ぬだけで劇的に性格が変化すること、つまり「別人に生まれ変わる」ことは決してありません。

~ここから下は前世の晩年が、今世の前半に最も自然に影響している場合を例として書きます。人によって前世の影響の表れ方は違いますし、指導霊のアドバイスで大きく環境を変えることもあります。また、前世で計画されていた課題を全うせずに亡くなった方の場合は、前世と同じテーマを始めから生き直すことになります。今の自分がどのような状態で生まれたかを知るためには、ホロスコープ(出生チャート)を詳細に読む必要があります。詳しくは、コラムで書きます。~

亢宿の子は見た目は落ち着いていますが、内に秘めた情熱があります。
間違っていると思う相手は許すことが出来ずに、突き刺すような言葉で徹底攻撃します。普段の言葉数が少ない態度から見るとまさに“豹変”で周りは恐れを抱きます。
「キレやすい」「喧嘩っぱやい」といった評価を与えられることもあるかと思います。
実際、喧嘩上手とも言え、言葉でも態度でも相手を負かしてしまうことが多いです。
楯突くと怖い人と陰では言われているかもしれません。

何でもひたむきに頑張るため、早いうちに頭角を表すでしょう。
権力を目指すこともあるかもしれません。トップに立つ運命であり、その能力もあります。
しかし本質的に宗教者のように潔癖でストイックな人です。清廉さを善として求める人でもありますので、権力を得ても派手な生活に走ることはありません。
清潔感のある服を選び、いつもお洒落ですが、高いだけの衣服で着飾ることはないでしょう。ブランド一点豪華主義です。
高みを目指しながらも潔癖なため人間の欲望渦巻く世界には本来、不向きです。学業や芸術の世界を目指したほうがストレスは少なく落ち着くかもしれません。

収入がどれだけあっても生活は寂しいほど簡素で質素です。
さらに周囲の人々に同様の生活を求めてしまうので、その点が周囲に「近寄りがたい」・「プライドの高い人」と思わせてしまいます。気楽に冗談など言えば斬られてしまうのではないかと思ってしまい、誰も近寄らなくなるのです。
恋愛でもプラトニックを好みます。
本人は冗談も解するし気さくなつもりですが、なかなか伝わりにくいようです。地位が高くなればなるほど近寄りがたいと思われる傾向は増して孤独が進みます。
気付けば味方が一人もいなくなった、ということになりかねません。
情熱の裏返しとしての激しい怒り、憎しみに身を焦がす性分でもあります。恐ろしい手段で他人を攻撃しようという衝動が湧いた時は気を付けてください。実行してしまえばそれこそ周囲に誰もいなくなり、孤独へのスパイラルとなります。


今世をどう生きるべきか

来世のあなたの宿はまだ定まっていません。
今世の生き方によって来世も再び今と同じ宿になるか、それとも全く別の宿になるかが決まります。
来世を選ぶのは今世のあなた自身です。

亢宿の人は他人の欠点を赦し、受け入れる努力が必要かと思います。
世の中には様々な人がいます。なかなか欲望を抑えられない人も、自由が好きで享楽的に生きたい人もいます。あなた自身がストイックなのは良いことですし清廉なのも正しいことですが、それを他人にまで押し付けてはなりません。
出来る人と出来ない人がこの世にはいるのです。
何よりそう思えばあなた自身がラクになるはずです。
前世とは異なり、罰しなければいけない責任など今はもうないのだと気付くことです。
他人は他人、自分は自分。今はそれでいい。
善なることは、自分を手本として示していけばいいだけのことではありませんか。
どうしても赦せない人がいるなら、そっとその人から離れるか重要な立場からはずしましょう。
お互いに取り返しのつかないことにならないうちに距離を置くのも一つの手です。

何にしても社会と断絶し孤独に閉じ籠もることは危険です。
孤独の深みに沈殿すると、あなたのストイックさと情熱の強さが良くない方向に動き始めます。
繊細な性格も自覚しましょう。実力もないうちから情熱のまま行動するのもいけません。
まずあなたが赦すべきは自分自身の弱さ、未熟さです。
弱い自分も受け入れて他人の助けを求めていけば、孤独の穴に落ちることはなく温かい人生を過ごすことが出来るはずです。


原典引用

『此の宿に生まれし人、頭首を頭領し、弁口能く、財物を経営し、所決を巧みに成す。装束を清め、喫用を愛し、功徳を造り力を足し、家風を益す。性は静かなる時は柔和に、万物に寇せざるも、喬ぶるに至っては五行ともに大尅する質。火難に用心すべし。物事は控え目が宜し、求めて破る也。』
出典「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」
秘伝 密教宿曜占星術 (エルブックスシリーズ)より再引用

ご注意

この占いは簡易版であり、このページで表現した「前世」の内容は大まかなイメージです。あなたの前世が完全にこの通りであると思い込み過ぎる必要はありません。ご自分の魂の軌跡について、もう少し詳しく知りたい方は「コラム」へ。


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