【氏宿】かぶき者な若き頭領



ていしゅく/和名:とも
前世の人物像「かぶき者な若き頭領」

※実際の「てい」は底のまだれを取った字です

この占いについて 解説・目次


前世のあなた

前世のあなたは自由で斬新な人生を送ったでしょう。
“自由”と言っても一人で放浪するようなタイプではなく、発想が自由ということです。大将や頭領として思うまま次々に新しいアイディアを実行していった人だと思います。
「かぶき(傾奇)者」とは、人目をひく変わった服装を好む者のこと。「常識はずれ」の意味で大人が若者を批判する言葉ではありますが、いっぽうで斬新、体制に与せず古いものを壊す人として尊敬や憧れのニュアンスも含みます。

若い頃から頭領・親方などの高い地位にあり組織の改革を成した人であったと思います。女性の場合も女将として大きな家や店を仕切っていたことでしょう。
華やかな色気があり、お洒落でもありました。情熱的で派手な色が似合いそうです。新奇な物を好む性分のためいつまでも若々しい雰囲気を保っていたのではないでしょうか。
トップの地位にありながら柔らかな思考を失わず、そのうえ「やる時はやる」といった度胸と剛毅もありましたので部下からは慕われました。
理想の主君としてさぞかし多くの家臣を集めたでしょう。

恐れを知らない性格ゆえに勝負好きでもありました。
博打も好きだったところは玉に瑕(キズ)。
とうてい敵うはずもない大きな戦に打って出て損害を蒙ったこともあったかもしれません。
それでも暗く落ち込んで懲りるということがなく、すぐに立ち直って治世に励んでいます。
先見の明もありましたし、根が善良だったので全体に良い方向へ民を導いたでしょう。


今世の幼少期~青年期

魂は前世で過ごした人生を今世でも引きずります。
これはボールが転がる様子と似ています。一度加えられたある力の作用は、他の力が加えられない限りそのままボールの転がる軌道に影響を与え続けます。魂も同じで、前世で得た生き方の作用は今世に伝わります。このため魂は直前の過去世で過ごした人生と、どこかしら共通する境遇や性格に生まれるのです。(注意:財力や家族の人数など、全てが完全に同じまま生まれ変わるという意味ではありません。変わらないのは特に、性格です)
このような魂の軌道を変えるためには、生きているうちに行動して別の力の作用を加えることがどうしても必要です。死ぬだけで劇的に性格が変化すること、つまり「別人に生まれ変わる」ことは決してありません。

~ここから下は前世の晩年が、今世の前半に最も自然に影響している場合を例として書きます。人によって前世の影響の表れ方は違いますし、指導霊のアドバイスで大きく環境を変えることもあります。また、前世で計画されていた課題を全うせずに亡くなった方の場合は、前世と同じテーマを始めから生き直すことになります。今の自分がどのような状態で生まれたかを知るためには、ホロスコープ(出生チャート)を詳細に読む必要があります。詳しくは、コラムで書きます。~

氏宿の子は器用なアイディアマンです。
本当に変わり者ゆえにうっかり人と違ったことをしてしまう、という変人タイプとは違い、意図的に新しいことをやりたがる。つまり「新しもの好き」です。
次から次へと新しいものに手を出して実行していきます。
束縛は苦手。上から抑え付けられることは嫌いです。親や教師の言うことなど当然、聞いている振りをしていても耳に入れていません。気分の赴くまま自由な発想でやりたいと思ったことをやります。大人から見ると「我がままで困った子」に思える時もあります。
思春期の頃は特にわざと古いものに反抗したり、新奇な服装をしたりして「目立ちたがり」と陰で言われることもあるのではないでしょうか。

適職は、アイディアマンというところからやはり企画開発が向いていると思われます。
上から押し付けられたものをこなすのは苦手なので、長く会社勤めをするとストレスが溜まるかもしれません。実力がついてきたら独立起業、フリーランスの道を選ぶのも良いでしょう。
どんな分野でも身近で小さなことへ地道に力を注いだほうが成功します。
外面的には柔和で、人付き合いは良いほうだと思います。性根も善良です。
面倒見が良く世話を焼くため人から好かれます。女性は姉御肌でさっぱりとしていて、少し色気には欠けますが同性からも異性からも好かれるはずです。
何を着ても華やかでお洒落なところも魅力です。相当に変わった服でも着こなすことが出来るはずですので、少し勇気が要るかなと思うくらいの服を選んだほうが魅力が増すでしょう。
あまり欠点の見受けられない人ですが、強情で勝気なところが他人と衝突を起こすこともあるかもしれません。悪気はないのでしょうが「毒舌」な傾向もあります。毒気のある言葉で人を刺す癖を続けていると恨まれます。

恋愛では大変もてるほうではないでしょうか。しかし気が多いため婚期を逃したり、トラブルに巻き込まれることがあります。
また、博打好きな性分にはくれぐれも注意してください。
大きな野望を抱きがちな人です。自信過剰になり身の丈に合わない勝負に出て、大失敗することがありますのでそこは慎むべきです。


今世をどう生きるべきか

来世のあなたの宿はまだ定まっていません。
今世の生き方によって来世も再び今と同じ宿になるか、それとも全く別の宿になるかが決まります。
来世を選ぶのは今世のあなた自身です。

氏宿の人は行動する前に少しだけ考える癖を持つと良いでしょう。
新しいものは新しいうちに手に入れなければ意味がない。その気持ちは分かりますが、何でも手を出しているときりがないので少しブレーキをかけてみては。
野望を抱くのも若いうちは仕方がないと思います。若ければ取り戻すことも可能なので少々の運試しも構わないでしょう。ですが中年期以降も変わらず無謀な勝負に出ていると、修正のきかない失敗をして人生が破綻します。
特に遊びとしてのギャンブルには手を出さないように。

まず実力を養うことが肝要です。
謙虚さを持てば、もともと強運に支えられた人ですから成功するでしょう。
冷静であること、慎重であることを少し訓練して身に付けてみてください。


原典引用

『此の宿に生まれし人、質剛柔なり。天仏に供養するを好み、心性は能く事を解し思慮あり。善良にして、君主の寵愛を受く。財物を富まし、家を修め家族を養いうる。大事より小事を成すに巧みなり。直なれど一刻も過る故、愛を失う事あり。物を借り取らるる事あり。策謀巧みなる者あり。或いは愚にして住所の難あるもあり。また婦女に淫犯し災害来る事あれば慎むべし。』
出典「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」
秘伝 密教宿曜占星術 (エルブックスシリーズ)より再引用

ご注意

この占いは簡易版であり、このページで表現した「前世」の内容は大まかなイメージです。あなたの前世が完全にこの通りであると思い込み過ぎる必要はありません。ご自分の魂の軌跡について、もう少し詳しく知りたい方は「コラム」へ。


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