この東洋占術は「魂の軌跡を知る占星術」というサイトテーマからはずれるためカットしようと思っていたのですが、占いの雑学として置いておきます。
前世までは読めないものの、現世のエネルギー状態を知るためには役に立つ占いです。
このサイトのトップでご紹介している宿曜占星術や西洋占星術とは、源の違う占いです。
占星術と別の角度でご自分を知るために活用してみてください。
ここではまず古代流でシンプルに、あなたの本質を五つの気で占います。
計算はいつもの通りこちらのサイト様がお奨めです。
占い方: 生まれた年月を入力し、「節月」を選び「計算」をクリック。
一ヶ月分が表示されますので、自分の誕生日の欄を右に見ていってください。
このなかで「日干支」とある欄の、左側の漢字があなたの本質を表します。
たとえばこれを書いている本日(2013年12月10日)なら、
「庚」です。
下の一覧から、導き出された漢字をクリックしてください。
それぞれの気の解説ページへ飛びます。
『古代五行占術』とは、このサイト独自のタイトルです。
特にどの時代のどの経典と特定するものではありませんが、『五行大義』より昔(おそらく後漢頃。下追記参照)を推定しています。
このサイトでは、命式の五行のみで解読するシンプルな占い方法だけご紹介しています。
吉凶判断よりまず個人の魂、そしてその魂の生き方を読み解くことを重視します。
何より重視するのは日柱天干(日主)です。
ここを魂と見るのが古代流です。
(西洋的な「魂」とは違います。西洋占星術の鑑定データと重ね合わせますと、日主は現世における性格特徴を捉えているようです。下の追記参照のこと。:2014/4/25追記)
ただし日主で性格を占断するのは、西洋占星術で言えば太陽などの一点の12星座だけで全パーソナリティを見るようなものです。
西洋占星術でも基礎性格を見ることはまず何より重要で、第一に優先しなければならないことです。しかしたったの12星座、しかも度数を勘案せず星座の大枠だけでその人を知るのはほとんど不可能だということは、占星術を知っている方ならよくご存知と思います。
同じように、たったの10枠しかないこの五行占いだけで性格の全て・人生の全てを読み解けるものではありません。
古代流は「日主」を中心として、その人が持っている五行のバランスを計算します。
なおバランス計算では、上の暦サイトで出した干支に、時間の干支を加えて見ます。
ご自分で占うことも可能ですが、正確に知りたい方はプロに依頼するのが良いでしょう。
※ここでは切り捨てている「変通星」「十二運」等を私は完全否定するものではありません。現代では多くの人が受け入れている手法ですので、何らか有益な部分があるはずです。いずれ余裕があれば、これら細かい手法の解説も掲載していきたいと思います。
解説目次
中国占術のブログを運営しているある方によれば(誹謗中傷を目的とするブログのためURL掲載は控えます)、「『五行大義』より以前は年干が本人だった」とのことです。漢代末期では日主を本人と見ていますのでさらに原始に近い時代の話でしょうか?
年柱は親先祖(家系)として読むのが一般的ですが、原始的な時代では個人という概念が希薄ですので、家系だけで運勢を見たのかもしれません。
しかしこの手法では個人を見るときには事実として当たらないようです。「古代」と呼べる漢代からそうなのですから、まして個人性を大切にする現代で年柱を本人と見たのでは全く当たらないでしょう。
(ただし幼年期の運勢が全人生に影響することは確かなので、家の力を読むという意味で年柱を読むのは正しいと思います)
なお日主を本人と見る手法は、多くの推命術の大家が唱えてきたものであり、上ブログの運営者がバカにして言うように筆者一人の「思い込み・妄想」ではありません。
例、参考サイト
四柱推命理論※Q&A「命式」
この『古代五行占術』は、あくまでもこれら鑑定データに基づくものです。
当サイトは専門で中国分野を突き詰めるつもりはありませんので、この『古代五行占術』はあくまで初心者用としてご承知のうえ、お楽しみください。
興味があれば、年干を自分として読む手法その他も試してみてくださいね。
前世までは読めないものの、現世のエネルギー状態を知るためには役に立つ占いです。
古代の五行占術であなたの本質を知る
東洋に古くから伝わる占いは、陰陽と五つの“気”で万物を見ます。このサイトのトップでご紹介している宿曜占星術や西洋占星術とは、源の違う占いです。
占星術と別の角度でご自分を知るために活用してみてください。
ここではまず古代流でシンプルに、あなたの本質を五つの気で占います。
計算はいつもの通りこちらのサイト様がお奨めです。
占い方: 生まれた年月を入力し、「節月」を選び「計算」をクリック。
一ヶ月分が表示されますので、自分の誕生日の欄を右に見ていってください。
このなかで「日干支」とある欄の、左側の漢字があなたの本質を表します。
たとえばこれを書いている本日(2013年12月10日)なら、
「庚」です。
下の一覧から、導き出された漢字をクリックしてください。
それぞれの気の解説ページへ飛びます。
甲・乙 ⇒ 木
丙・丁 ⇒ 火
戊・己 ⇒ 土
庚・辛 ⇒ 金
壬・癸 ⇒ 水
このページの占いについて。『古代五行占術』とは
『古代五行占術』とは、このサイト独自のタイトルです。
特にどの時代のどの経典と特定するものではありませんが、『五行大義』より昔(おそらく後漢頃。下追記参照)を推定しています。
このサイトでは、命式の五行のみで解読するシンプルな占い方法だけご紹介しています。
吉凶判断よりまず個人の魂、そしてその魂の生き方を読み解くことを重視します。
何より重視するのは日柱天干(日主)です。
ここを魂と見るのが古代流です。
(西洋的な「魂」とは違います。西洋占星術の鑑定データと重ね合わせますと、日主は現世における性格特徴を捉えているようです。下の追記参照のこと。:2014/4/25追記)
ただし日主で性格を占断するのは、西洋占星術で言えば太陽などの一点の12星座だけで全パーソナリティを見るようなものです。
西洋占星術でも基礎性格を見ることはまず何より重要で、第一に優先しなければならないことです。しかしたったの12星座、しかも度数を勘案せず星座の大枠だけでその人を知るのはほとんど不可能だということは、占星術を知っている方ならよくご存知と思います。
同じように、たったの10枠しかないこの五行占いだけで性格の全て・人生の全てを読み解けるものではありません。
古代流は「日主」を中心として、その人が持っている五行のバランスを計算します。
なおバランス計算では、上の暦サイトで出した干支に、時間の干支を加えて見ます。
ご自分で占うことも可能ですが、正確に知りたい方はプロに依頼するのが良いでしょう。
※ここでは切り捨てている「変通星」「十二運」等を私は完全否定するものではありません。現代では多くの人が受け入れている手法ですので、何らか有益な部分があるはずです。いずれ余裕があれば、これら細かい手法の解説も掲載していきたいと思います。
解説目次
1 古代五行占術について(このページ)
2 陰陽思想とは
3 五行思想とは
4 陰陽五行思想から、占いへ
5 古代回帰のススメ
【追記】
五行大義より以前、なおかつ「後漢頃」としたのは、筆者がピンとくる時代としてはその辺りしかないからです。またその辺りの時代の人物が、実際に日主を公表するなどして戦いに臨んだと考えられるからです。中国占術のブログを運営しているある方によれば(誹謗中傷を目的とするブログのためURL掲載は控えます)、「『五行大義』より以前は年干が本人だった」とのことです。漢代末期では日主を本人と見ていますのでさらに原始に近い時代の話でしょうか?
年柱は親先祖(家系)として読むのが一般的ですが、原始的な時代では個人という概念が希薄ですので、家系だけで運勢を見たのかもしれません。
しかしこの手法では個人を見るときには事実として当たらないようです。「古代」と呼べる漢代からそうなのですから、まして個人性を大切にする現代で年柱を本人と見たのでは全く当たらないでしょう。
(ただし幼年期の運勢が全人生に影響することは確かなので、家の力を読むという意味で年柱を読むのは正しいと思います)
なお日主を本人と見る手法は、多くの推命術の大家が唱えてきたものであり、上ブログの運営者がバカにして言うように筆者一人の「思い込み・妄想」ではありません。
例、参考サイト
四柱推命理論※Q&A「命式」
Q5 日干について教えて下さい。私が個人的に所有する鑑定データ上でもやはり、日主を本人として読むと当たっていると感じる方の確率が高いようです。
A5 日干は自分自身を表します。その人が自分で自覚できる性質です。 その人の物の考え方は多分に日干に左右されるところがあります。そして日干の性格で考えたことを月支元命の行動スタイルで実行に移していくのです。
Q4 日柱の見方について教えて下さい。
A4 日柱はその人が生まれた日の干支です。そして、この柱はその人自身を表すとても重要な柱です。 自分とはどういう人間なのかを見るときに、まず始めに見なければならない柱です。ここを見ないことには他柱を見ても意味がありません。 特に生まれ日の干である日干は四柱推命の要です。日干を見て自分という人間の特質を判断するのです。 そして、よく四柱推命の本では、日柱は中年期を表すと書かれていますが、日柱は別に中年期のみに影響を与えているわけではありません。日柱は命式の中心ですから、年柱、月柱、時柱全てに影響を与えています。
この『古代五行占術』は、あくまでもこれら鑑定データに基づくものです。
当サイトは専門で中国分野を突き詰めるつもりはありませんので、この『古代五行占術』はあくまで初心者用としてご承知のうえ、お楽しみください。
興味があれば、年干を自分として読む手法その他も試してみてくださいね。